SYLD第3弾作品
「Girl@JK」

前作で思いっきり妄想を吐きだしたせいか、なんとなく方向性的なものが
自分の中で見えてきたような気もしないでもない中で製作を開始し始めた第3作目。

前作、前々作から引き続きもっとも要望として多かった
モデルの質向上というのをどうクリアするべきか考えてみた結果
”かわいい”というハードルを越えるという目標を立てて見ました。


カワイイ=女子高生

そうか?いや間違っていないはず!という事でモチーフを女子高生モノにしてみました。

まあ、結果から言うとそのハードルは全然クリアできなかったわけですが
とりあえずその話をしてしまうと、おしまいになってしまうので
製作当時のやってやるぞ!っていう意気込みを思い出しつつ反省会を始めようと思います。

ただ女子高生モノを作ろうと思い立ったものの個人的に女子高生モノ属性が
イマイチ無いという同人をやる上で一番問題を抱えたままスタートした事が
非常に問題でした。今思えばある意味”売れる物を”というスタンスが結果的に
技術的な部分以上に今作において一番問題だったと思われます。
同人なんですから好きなモノ作るべきでした。

そんなわけでヒロイン、栞を製作するにあたり明確なビジョンがどうにも
描けずちょっと悩みましたがその年代のキャラで自分が好きな
エヴァのアスカ(正確には中学生ですが)をモチーフにしてみました。

とはいってもヘアスタイルに僅かな程度にしか反映されていないのですが。
その髪の毛に関しては一部分目立つところは物理計算させてみたりと
前々作のティファでは出来なかった事を盛り込んでみたりと色々とチャレンジできました。
まあクオリティ的には微妙だったかもしれませんが勉強になりました。

また質感に関してもハイライトの部分にノイズを入れて毛穴感(?)なんかも
寄りのカットでは表現できたかなと。ツヤツヤ感が増して画面的には
前作よりもシャープな印象を持たせてくれたと思います。

体の部分に関しても大分見直しまして前作ハルカが胴長寸胴な
感じでしたので腰高でウエストを絞る方向で詰めてみました。
今作のヒロイン栞は前作のハルカよりも当然年下ですが
むしろオッパイは増量の方向で。そのオッパイを今回は髪の毛同様に
物理計算で動かしてみることに。しかしそれが非常に問題を持ってしまったことになるとは。
その部分にかんしては後述します。

背景に関してはアニメ「時をかける少女」に出てくる科学実験室をモチーフにしてみました。

「時かけ」の背景といえば印象に残る(゚Д゚)ハァ?
実際今作では殆ど映りませんが部屋の奥にある黒板にはしっかり書かせてもらいました。
今思えば、「この時間を大切に」って凄く重いです。
何せ製作期間が1年を越えてしまったのが今作で数ある失敗の中でも大きな部分だったもので…。

出入り口や間取りなんかもかなり、あの実験室からパクらせてもらいました。

前作ではひたすら明るいエレベーターの中だったので今回は窓際から廊下側奥まで
明るさの異なる感じにしてシーンによって明るさの緩急をつけてみました。
これによって大分前作よりは変化のある絵作りになったと思います。
ライティングの設定も随分といじったので、実はオブジェクトらしいオブジェクトの無い
前作よりもレンダリングの時間が今回の方が早かったりとエロとは無関係の部分だけ
無駄に上達してしまったり。まあ背景をそれなりに埋めておくとカメラを決める際に
方向を限定せずに進められたりするのでエロイ角度を重視できるというメリットはあったりするのですが。

背景に関しては寸法さえ分かれば大体の物は作れるのですが
キャラクターのモデル制作となるとそうもいきません。
結局、手間取ってかなりの時間を費やしてしまいました。その結果、実は
シナリオにあった導入部分を丸ごとカットという憂き目に。

完成したものではいきなり3人組が部屋に入ってきてヤリはじめちゃいますが
以前にこの部屋でオナニーしちゃった栞が彼らにみつかってしまい
弱みをにぎられて、あんな事やこんな事に…という流れでした。
声を当てていただいた、紅月ことねさんにはその部分の声も収録してもらっていて
本当に申し訳ないです。


評価編
DLsiteでの評価は2009年7月24日での段階で857人の方が評価していただいています。


良い:323人 まあまあ良い:312人 普通:177人 悪い:34人 非常に悪い:11人
※DLsiteでの評価は5段階で実際は上記のような”良い””悪い”という表現ではありませんが
実質的にはこのような表現でも差し支えないと個人的には判断させていただきました。
あくまでも当サイト独自の解釈ですのでご了承下さい。

平均点で考えると前作とほぼ変わりません。ただ
良いが実の所、前作よりもかなり少ないですね。
前作からの目標である
普通以下の評価を上げるというのもクリアできてません。
この数字だけで評価する限りではまったく進歩していないという事になります。
作者としては頭抱えてしまう厳しい結果ですが、これは非常に問題です。

コメント編
DLsiteでの評価に付随してコメントを入れていただける機能がありまして
ヤフオクなどの評価コメントと違いサークル側しか閲覧できないものです。
今作に関してのコメントは857の評価中16件でした。

上記の数値では厳しい状況ですがこちらは何故か前作以上に苦言が減ってしまいました。
もはや文句を言う気にもならないという話だとしたら非常に問題です。
一方でお褒めのコメントはやはり励みになります。
ここでそれを発表するのも、いやらしいので前回同様に苦言の方のみをピックアップしました。
あとメールフォームでも感想などお送りしていただいたりもしています。
その分も加味してみます。

その1 モデルに対する苦言

相変わらず顔がタイプじゃない
・女の子の顔をもっとかわいくして欲しい
・モデリングの向上の望む。


この件に関しては出来上がった物が全てですので弁明の余地もありませんね。
当時は頑張ったつもりですが、今見ると自分でもよろしくないと思えます。
”かわいい”を目指してこの結果では…。引き続き精進していきたいと思います。


その2 モーションに関して。

動きが大きすぎる部分が多いのが難点。
・どのSEXシーンも上半身が激しく動きすぎなので、あまり動かさないほうが見やすかったかなと
・アングルに動きがほしかったです。

オッパイのモデル制作に関しての記述で少し触れましたが物理計算でオッパイを
動かす際に必要以上に上半身が激しく動かして見苦しい物になってしまいました。
またピストン運動に関しても加減が効いてない部分が多々見られますね。
この部分に関しては次回作で改善するように努力しました。


その3 その他の要望について数点

アナル姦だけのシーンも欲しかったです。
・アングルに動きがほしかったです。
・おま○このアップシーンをもっと増やして欲しい
・もっと、もっと!

今回は初の複数プレイに挑戦してみたのですが、その分色々と大味なってしまった感が
いなめません。そういう意味では複数プレイは時期尚早だったのかも…。
もう少しシンプルかつしっかりとしたシーン作りを考えたいと思います。
アングルに関しては前作でカメラワークが激しすぎるという意見がありましたので
控えめにしたのですが必要以上に抑制してしまったかなと。
この点に関しては次回作に反映させていったつもりです。

性器のアップに関してですがアップになればなるほどモザイクの荒さが
強くならざるをえません。そして今作を作った段階よりも現在は基準が厳しくなっているようです。
(今作と同じ設定でかけたモザイクも審査が通らなくなってしまいました)
この部分に関してはどうしても譲歩していかざるをえない状況です。

「もっと、もっと!」という御意見ですが、ストレートでありながら
色々と考えさせられるものです。なんというかうちの作品にはパンチが無いというか
方向性として尖った物が無いという事なのかもしれません。
つまり一部大手サークルのフォロワー的な感じがするということでしょう。
かといって簡単にブレークスルーできるわけでも無いので、毎回”できる事から”的な
考えで質を上げて行こうと思ってしまうわけですが、あまりそういう事をやっていると
方向性が画一的になってしまうわけで次回作を作り上げた現在、真剣にそこいら辺を
考えないといけないなと思いました。

ということで以上が第3回反省会でした。
冒頭で女子高生モノ属性が自分に無いと書きましたが今作を作るあたって
街中なんかで女子高生を観察してみる機会が多かったのですが
そのせいか今は女子高生っていうのが結構好きになってきました。
今の気持ちで見るとやっぱり今作はそういうリビドーがあまり感じない
物に仕上がってしまったなあと…。改めていつか女子高生モノをリベンジしたいと
思うわけですが、今の御時世だと今後難しい物になっていきそうで困ります。

もしかしたら次回はそれほど間を開けずに反省会をする事になるかもしれません。

動画 アダルト動画 ライブチャット